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教科の特色

保健
体育

自己と他者の健康を大切にする態度を養う

保健体育は保健と体育という2つの分野に分かれています。中学生・高校生の時期には、人生の基盤となる多くの経験を重ねていきますが、それを支えるのは心身の健康です。この時期に健康についての理解を深め、積極的に体を動かすことが不可欠です。

保健

保健では、自分の心や体と向き合い、健康や安全についての理解を深めることを大切にしています。また、学んだことを自分の生活に取り入れ、心身ともにより健康な状態となることを目指します。理解を行動につなげるためには、表面的な学びでは不十分です。体の構造や機能、社会に存在するさまざまなテーマと健康との関係などについて、深く学び自ら考えることが必要です。このような経験を通して、自分と他者の心身の健康を大切にする態度を養っていくことができます。
授業では、レポート作成・グループワーク・実習などを取り入れ、自ら考えること、他者と共に考えること、実際に行動することを大切にしています。

体育

中学生・高校生の時期には、心身ともに充実していきます。積極的に体を動かして強い体を育てること、さまざまな運動に対して自分なりの目標を設定してチャレンジし、楽しさや喜び、時には悔しさを味わうことによって豊かな心を育てることができます。他者との比較ではなく、自分なりの成長を実感することを大切にしています。
また、個人の成長だけではなく、他者と共に成長することをも目指しています。毎年行われる球技大会では、練習の内容や方法を自分たちで考えて取り組みます。チームの目標に向かって共に努力を重ねる経験から、コミュニケーション能力や、学び合う姿勢が自然に養われていきます。
授業では、準備や片付けを含め、他者と協力すること、ルールを守ること、安全に配慮することなどを大切にし、生きていくうえで必要な社会性を身につけることをも目指しています。
全校行事としては、体育大会と球技大会があり、希望者が参加する行事にはスキー教室があります。