「与えることが
できる者」へ。
教育理念
他人のために
「めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」(「フィリピの信徒への手紙」2章4節)
三つの教育方針
キリスト教
信仰
フェリス女学院では、創立以来、キリスト教を柱とした教育を行ってきました。そして、生徒一人ひとりを神様から預けられたかけがえのない存在として大切にしてきました。本校の教育のモットーである"For Others"とは「他者のために」という意味です。毎朝の礼拝をはじめとする日々の学校生活を通して、一人ひとりが他者のために自由に奉仕することのできる者へと変えられていくことを願っています。
学問の尊重
フェリス女学院では、日々の学びを大切にしています。そしてその学びは、将来、一人でも多くの人々のために役立ち、人々が平和で豊かに過ごすことができる世界をつくるものでなければならないと考えています。そのために、一人ひとりがどのような分野の学問に対しても関心をもって誠実に取組むことが求められています。学問の厳しく豊かな世界につながっていく、深く広い学びを目指しています。
まことの
自由の追求
フェリス女学院は、自由な校風の学校だと言われてきました。わたしたちは、いつも何かにしばられていますが、「まことの自由」とは、わたしたちを内側からしばっている自己中心的な自分からも自由にされ、何ものにもしばられず、自由に他者のために奉仕できるような自由のことです。「まことの自由」は、自由な環境のなかでこそ育っていくと考えています。