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文豪の散歩道をたどって(1/15UP)

2026.01.15

[授業]

横浜は夏目漱石や芥川龍之介、中島敦、谷崎潤一郎、川端康成など、多くの文豪にゆかりがあり、数多くの作品の舞台にもなっています。横浜の山手地区にはこれらの文豪や作品を紹介・展示する県立神奈川近代文学館があり、学校からは徒歩約20分の距離です。フェリスでは毎年、高校2年生の選択国語の授業でこの近代文学館を訪問しています。

今夏にも、高2の選択科目「国語表現研究」を履修する生徒たち約40名が、前日の暑さが和らぎ、霧雨に煙る静謐な午前中に文学館へ足を運びました。学校の正門前から外国人墓地へと続く道は、横浜ゆかりの作家・中島敦のお気に入りの散歩道です。高校1年生で『山月記』を学んだ生徒たちは、中島敦に思いを馳せながら文学館に向かいます。道すがら、教会や西洋館など開国当時を想像させる美しい街並みを楽しみ、高校1年生で学んだ谷崎潤一郎や中学3年生で作品を味わった芥川龍之介が通ったゲーテ座など、文学ゆかりの場所で作家たちの生きた証を体感しました。

文学館に到着してからは、学芸員の方より文学館のバックヤードや常設展、さらに企画展〈中島敦の手紙展〉に関する講義を受け、その後は各自じっくりと展示を見学しました。

フェリスでは中学1・2年生で日本近代文学の多読を通じて文学に親しみを深め、その上で中学3年生・高校1年生では作家や作品のゆかりの地を自分で訪れたり、授業で文学作品をより深く味わったりしています。みな、文学史も丁寧に学びながら、文学への造詣を深めてきた生徒たちです。この日も、お気に入りの文豪や親しみのある作品に関する資料に興味津々で、時間が足りないほど夢中になって展示を見入る生徒たちの姿がありました。
 

フェリスにも縁の深い外国人墓地

夏らしい青々とした緑に目を向けて歩きます

文学館へと続く霧笛橋

空と海とを見渡しながら渡って…

文学館へ到着!

館内での様子