【生徒作成記事】株式投資ってなんだ?―S2選択教養(6/5UP)
2025.06.05
[授業]
S2選択科目「教養」では、東京証券取引所から講師をお招きし、株式投資の仕組みについてオンラインで講義をしていただきました。事前学習として、日経電子版for educationに登録し、経済情報にもアンテナを張るようにしました。
当日はまず、東京証券取引所に勤めている本校卒業生が私たち生徒の質問に答えてくださいました。卒業後のご自身の進路について具体的に話してくださり、将来について悩む私たちにとって大変参考になりました。
次に、株式の基礎についてお話を伺いました。社会における会社の役割、株式会社による資金調達方法、株主の権利と責任、証券取引所の役割等について学びました。
その後、東京証券取引所内の東証Arrowsをオンラインで見学させていただきました。テレビのニュースでよく見る光景に生徒の間から驚きの声が上がりました。チッカーと呼ばれる電光掲示板を見ることで、様々な銘柄の株式取引が次々と成立していることがわかりました。
最後は、ボードゲームBrusaを体験しました。それぞれ架空の所持金200万円からスタートしました。毎回表示されるニュースをもとに、分野の異なる3つの会社の株を自由に売り買いしました。8回の売買を終え、その時点で所持金が最も多かった人が優勝となりました。振り返ってみると、初めに提示された会社概要の情報が勝利のカギを握っていることに気が付きました。為替の変動など世界の出来事がどのように株式に影響を与えるのか、自分なりにじっくり考えて売買することができました。最終的に所持金を4倍に増やした仲間もいて、将来は投資に挑戦してみようかなと思える体験でした。
今回の講義を通して、社会の出来事・私たちの生活・株式投資が大きく関わっていることがわかりました。今後、政治経済に関するテレビのニュースや新聞記事に対してより一層目を向け、自分事として捉え、考えを深めたいです。

