桜の花も満開を迎え、晴れ渡る青空の下、本日2025年度入学式が執り行われました。

式典では、本校のスクールモットー“For Others”の元となった聖書箇所が読まれました。
「そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐みの心があるなら、同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」（フィリピの信徒への手紙　第２章１～４節）

新入生に向けて、校長はこう語ります。
「あなたがここで友達と出会い、先生たちと出会い、多くの学びを得て卒業していく、そのことを良しとする、そういうご計画を持っていらっしゃる方がいる。これがフェリスの立つキリスト教に基づく考え方です。（中略）
もしもあなたが、ほかの人の優秀な姿をみて劣等感を感じることがあっても、自分がこの場にいることに引け目を感じたり、ふさわしくないのではないか、と思うことはないのです。（中略）なぜなら神様が、あなたがここにいることがふさわしいと言って、そのように導いてくださったからです。安心してフェリスの生活に取り組んでください。」

一人ひとりがこのメッセージを忘れずに、安心して毎日学校に通い、楽しみながら学校生活を送ってほしいと願っています。

そして在校生代表からは、日頃の生活の様子が語られ、
「新入生の皆さんがこれからどのようなフェリス生になられるかと考えるととても楽しみな思いでいっぱいです。学校生活で不安なことがあったとしても、支えてくれる友達や上級生、先生方がいます。新しい世界の扉を開けて、どんどんチャレンジしてみてください。皆さんの学校生活が豊かなものとなりますようにお祈りしています。」という言葉が贈られました。

神様に導かれ、本校に新しい仲間として加わってくれた新入生を心より歓迎いたします。