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第138回卒業式(3/17UP)

2025.03.17

[行事]

昨日の雨模様とはうってかわって、陽気につつまれた今日、S3(高三)の生徒たちが卒業の時を迎えました。
彼女たちは、J2(中二)の時にコロナ休校を経験し、多くの行事や対話の機会が失われた中で、お友達と過ごす毎日が“当たり前”ではないことに気づき、より一層その後の日々を心から楽しんでいたように感じます。

卒業生代表の言葉を一部紹介いたします。
「今、私たちは卒業式を迎えています。あの入学式から六年も経っていることが信じられません。それほどフェリスでの六年間は濃いものであり、嬉しい日も悲しい日も、今思えば一日一日が何物にも代え難い大事な時間でした。それだけでなく、私たちの六年間は、本当に多くの方々の支えによって成り立っていました。
 先生方、六年もの間、愛をもって育ててくださり、ありがとうございました。先生方はいつも学びに貪欲でいらっしゃいました。そのようなお姿と出会って、私たちも学ぶことを心から楽しみながら、学問を尊重する姿勢を身につけることが出来ました。私たちに接する時も、先生方は干渉しすぎずに任せてくださいました。大学受験の際には、私たちの選択を肯定してサポートし続けてくださり、感謝してもしきれません。
 家族へ。この学び舎へ通いつづけさせてくれてありがとう。フェリスという恵まれた環境で、たくさんの素敵な人たちと出会い、たくさんの経験をして、成長することができました。十八年間、私たちを見守り育んでくれたお陰で、今こうして自分の未来を考え、自分で選択していく強さを養いました。私たちの成長を、これからも見守っていてください。(後略)」

十二歳で出会った生徒たちが、自分の足で立って、新たな道を切り拓いていく。その過程に立ち会い、共に学ぶことができることを誇りに思います。卒業生一人ひとりに、神さまの祝福がありますように、お祈りしています。