「高校生ビジネスプラン・グランプリ」学校賞受賞!(1/31UP)
2025.01.31
[ホームルーム]
近年重要視されている「アントレプレナーシップ教育」、皆さんはご存じでしょうか。
「アントレプレナーシップ教育」とは、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身に付ける教育※のことです。(※文部科学省HPより)
“先の見えない時代”と言われる現代において、自分にあったキャリアを形成していくために、生徒たちに育んで欲しい力のひとつです。
本校では、こうした教育の一環として、S2(高2)の生徒たちが、約1年にわたってオリジナルのビジネスプランを立案するという試みに取り組んできました。
まず、生徒たち自身が身近にある「社会課題」を調べ、自分はどのようなことに興味があり、解決していきたいのかを探っていきます。
そのうえで、本校卒業生を含む、様々な起業家の方にインタビューを実施しました。地域活性化、人材育成、エシカル消費といった多様な分野でサービスを創造し、新しい価値を生み出すことで市場や社会に貢献されている方々と直接お話し、ビジネスに必要なマインドを教えて頂ける貴重な機会となりました。
また日本政策金融公庫の方に出張講義に来て頂き、アイデアを出して提案するだけでなく、実際のビジネスとして成立させるために必要な資金計画のたて方や考え方についても学び、プランをブラッシュアップしていきました。
最終的に、日本政策金融公庫主催「第12回想像力、無限大 高校生ビジネスプラン・グランプリ」に応募し、536校がエントリーした中で30校に与えられる「学校賞」を受賞することができました。
生徒たちの考えたプランは、空き家問題、人口減少、ゴミ削減、オーバーツーリズム、不登校、物価高といった様々な課題に自分たちなりに向き合い、解決を模索するものとなっていました。自身をとりまく社会に関心を持ちながら、より良い未来を創造していくためにアントレプレナーシップを持ち続けていってほしいと願っています。
ビジネスプラン発表会

生徒たちのプレゼンテーションスキルの高さに驚きました

日本政策金融公庫による出張講義

