隣人のためになにができる?―J2HR(2/13 UP)
2025.02.13
[ホームルーム]
平和の希求を目指して、未来への一歩を踏み出す
J2(中学2年生)のHRでは、学校の教育目標である「平和の希求に向けて、一歩一歩その実現への道筋を拓く」と「グローバルな視点を身に付け、他者と協働して未来を創造する」を掲げ、来年度のJ3奉仕活動に向けた取り組みをスタートしました。
今回のHRでは、7月のJ2修養会の最後で投げかけられた「世界には、私たちが隣人となるべき人がたくさんいる」というテーマをもとに、「広く社会に目を向け、隣人となるべき人、支援が必要な人の立場に立って、現状の課題やその解決方法について考える」という課題を設定しました。生徒たちはこの課題の解決に向け、「知識を集める」「情報をまとめる」「効果的に伝える」というスキルの習得を目指しました。
具体的には、この活動の一環として、社会課題への理解を深め、支援を必要とする方々の立場に立ったポスターの制作を行いました。テーマは「車椅子ユーザーが暮らしやすい社会とは」「子ども食堂で未来を守ろう」など、生徒たちにとって身近でありながら改善が必要な問題に焦点を当てたものばかりです。
また、このポスター制作では、共同編集が可能なデザインツールを使用し、班ごとに協力して作業を進めました。完成したポスターには生徒たちの相互評価を実施し、評価基準をもとにポイントシールを貼る仕組みを用いて視覚的に自分たちの成果を確認!お互いの評価を通じて、他者の視点を学び、表現力や説得力を高める貴重な機会にもなりました。
今回の活動を通じて生徒たちは、「自ら課題を発見し、解決策を考える力」を養うとともに、平和な社会づくりのために必要な行動力を培いました。今後も、介護施設などで行われるJ3奉仕活動を通じてスクールモットーであるFor Othersを実践し、他者と協力しながら未来を創造する力をさらに磨いていきます。


