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【生徒作成記事】模擬裁判にチャレンジ!(1/23up)

2025.01.23

[授業]

S2(高2)選択科目『教養講座』では自分たちが興味・関心を持つ分野について講師の方々をお招きし、学びを深めています。
10月9日・21日に東京弁護士会から6名の弁護士の先生方にご来校いただき、模擬裁判の準備及び模擬裁判を行いました。
 今回取り扱った題材は「殺人未遂事件」でした。教養講座のメンバーを弁護士役・検察官役・裁判官役の3チームに分けました。
 まず9日には各チームを担当してくださる弁護士の先生方と顔合わせを行い、裁判のシナリオを確認し、どのような点を追求して勝利を勝ち取っていくかなどの作戦会議を行いました。その後全体で、模擬裁判のリハーサルを行いました。
 準備期間は約2週間でチームごとに集まって質問内容を考えたり、与えられた情報を読み込んだりしました。担当してくださっている弁護士の方とも連絡を取り、疑問点に対して助言をもらい、当日に備えました。
 21日は実際に模擬裁判を行いました。実際の法廷と同じような雰囲気で同じような手順を踏み、裁判が行われました。裁判官役5名はお借りした法服を全員着用しました。被告人役と証人役は教員が担当し、傍聴人として教員が参加しました。裁判では各チームが追加質問をしたり、自分たちの考えが正しいことを証明するために主張をしたりと準備したことを十分に発揮できたと思います。また、実際と同じように行うことで、「模擬」ではあるものの、裁判の緊張感を身をもって体感できました。
 裁判員制度が導入され、いつだれが司法と関わるかわからない中、法について学び裁判を体験できたことは、将来の役に立つ貴重な機会でした。今回学んだことを今後生かしていきたいです。