【生徒作成記事】教養講座『マーケティングとは』(8/20UP)
2024.08.20
[授業]
高2(S2)選択科目「教養講座」では、様々な分野について事前学習およびディスカッションをした後、外部から専門家をお招きし、講演やワークショップを通じて学びを深め、自身の興味関心を探求しています。
7月には、ヴェネクト株式会社の代表取締役 CEO大脇香菜様をお招きしてマーケティングに関する講演をしていただきました。まずマーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを作ることで、調査→ターゲットの決定→具体的なアクションの検討→実行という手順で行うそうです。説明の際に、大脇先生が「考え抜く」という表現をしばしば使っていらしたのが非常に印象的でした。特に商品やサービスを必要としている人のことを「考え抜く」ことを重視されていて、市場調査やターゲットリサーチなど、様々な観点からマーケティングの奥深さに触れることができました。
講義の後は、いくつかのグループに分かれて「新しくクレヨンを開発したら、それを販売するためにどのようにマーケティングするか」というテーマで話し合い、発表をしました。開発したクレヨンは原材料がマングローブで茶色一色のみという条件が付いていました。制約がある中でどのように売り出すかを考えることで、マーケティングのリアルな仕事に近づけたようでとても興味深かったです。
現在、S2は特別活動(HR)でビジネスプランを作成しており、それをコンテストに応募する予定です。今回のマーケティング講座では、基礎を楽しく学ぶことができたと同時にビジネスプランを形にするにはアイデアだけではなくその先のことも考えなければならないことも実感しました。その商品は誰が必要としているのか、どのようにしたら情報をキャッチしてもらえるのか、今一度「考え抜いて」いきたいと思っています。

