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ICTで多様な学びを―J1 iPadオリエンテーション(6/13up)

2024.06.13

[授業]

5月24日、J1(中学一年生)対象のiPadオリエンテーションが行われました。
オリエンテーションでは、初めに全員に一人一台ずつiPadが配布され、その後みなで担当教員の話を聞きながら、機器・アプリケーションの基本的な操作方法に加え、セキュリティやプライバシーに関する注意点などについて学びました。(写真右上・左上)

また、新たな係活動として「iPadサポーターズ」を設け、ICT機器の扱いに慣れた生徒が、教員の指導のもと、iPad関係で困りごとを抱えている生徒を助けられるような体制も構築しました。初めての係活動にもかかわらず、多くの生徒が意欲的に立候補してくれたため、各クラスともに十分な人数で活動を開始することができました。

さて、iPadが配布されて二週間ほど経った現在では、生徒たちもだいぶiPadの取り回しに慣れ、授業内外で盛んに活用している様子がみられます。今回は、iPadを活用した授業を二つご紹介します。

一つ目は理科の授業です(写真左下)。この授業では、各人が手元で書いたアナログ状態のスケッチをiPadで撮影してデジタル化し、ロイロノート・スクールという授業支援システムを用いて全体で共有していました。クラスメイトの描いたものを手元ですぐに確認・比較しながら学習を進められるため、生徒たちの授業理解も促進されている様子です。

二つ目は英語の授業です。(写真右下)この授業では、iPadにダウンロードした「ELSA speak」というアプリを用い、AIによる英語スピーキングの解析を行っていました。一人で取り組むことができ、なおかつゲームのような感覚で自分の発音が矯正できるとあって、生徒たちも楽しみながら集中して取り組めているようです。

今後も、これまでフェリスで行われてきた学びがiPadの活用によってさらに良いものとなるよう、生徒と教員とで力を合わせながら、さらなる活用方法を模索してゆく予定です。