ブラインドウォーク(12/15UP)
2023.12.15
[ホームルーム]
慣れ親しんだいつもの校舎。目隠しをして歩いてみたら何が起きるでしょうか。
中学3年生が、ホームルームの時間にブラインドウォークを行いました。
2人1組になり、目隠しをつける人(ブラインド)と介助者に分かれて、体育館・教室・階段・生徒ホールなど校内の様々な場所を歩き回ります。
視覚以外の感覚を研ぎ澄まし、介助者のガイドに身を預けながらゆっくりと歩みを進めました。
特に階段では「怖い…!」との声も。手すりにぎゅっとつかまりながら、恐る恐る段差を踏み出していました。
視覚を遮断された状態で歩く体験は、視覚障がい者の方の体験している世界を想像するきっかけとなったようです。
介助者の生徒たちも、目の見えない方が安心して歩けるような声掛けやサポートの仕方を真剣に考えていました。
どのペアも、相手との信頼関係を築くことの大切さを実感した様子です。
授業の最後には、ブラインドと介助者のそれぞれ立場で感じたことをホワイトボードに書いて共有しました。
相手の立場に立って物事を考え行動する体験は、奉仕活動に取り組んでいる中学3年生にとって大きな糧となったことでしょう。
体育館での説明
階段は慎重に
生徒ホール前廊下
生徒ホール
ホームルーム
3号館2階
3号館美術室付近
振り返りをホワイトボード上で共有