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【歴史探訪】カイパー記念講堂のステンドグラス(10/23 UP)

2023.10.23

[歴史]

高さ1.5m、幅2.5mにもおよぶ見事なカイパー記念講堂のステンドグラス。

これは、アメリカ改革派教会婦人伝道局のメンバーであったエリーズ・ヒルにより、今から100年前の関東大震災で亡くなった当時のカイパー校長の死を悼み寄贈されたものです。
アメリカの美術会社で半年かけて制作され、150枚の異なった色彩のガラスを鉛でつなぎ合わせてつくられました。
子羊を抱いたキリストのステンドグラスは、ヨハネによる福音書10章11節の「良き羊飼い」を表したものです。

なお、1929年6月のカイパー記念講堂竣工時にはステンドグラスはまだなく、同年のクリスマス前に取り付けられました。
講堂での初めてのクリスマス礼拝は、このステンドグラスに見守られて行われています。


2002年の校舎建て替えに伴い、ステンドグラスは新しいカイパー記念講堂に受け継がれました。
時代が変わっても、フェリスでは変わらずに毎朝ステンドグラスの前で礼拝が捧げられています。

 

カイパー記念講堂のステンドグラス

表しているのは「良き羊飼い」(ヨハネによる福音書10章11節)