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Famous Professorがやってきた!(12/19UP)

2024.01.19

[プロジェクト]

東京大学から宇野健司先生をお招きし、模擬講義をしていただきました。
学校で一番大きな階段教室に中学3年~高校2年までの生徒(希望者)が集合。生徒たちは、あたかも自分がゼミの学生になったかのような気分で、「宇野ゼミ」のディスカッション授業を体験しました。

講義は、ケーススタディを軸に展開します。ケースの舞台は、生徒にとって身近な場所「コンビニ」で、ケースの主人公は店長です。マネジメント・マーケティング・PR・従業員のエンゲージメントなど、多様な課題が複雑に絡み合ったケースです。生徒たちは、ユーモアあふれる宇野先生の軽妙な語りにぐいぐい引き込まれ、夢中で課題に取り組みます。課題発見から課題解決策の提案までの過程を、グループ(3名)でのディスカッションと先生との対話を通して検討を進めます。先生から、ディスカッションとスピーチの技術を伝授していただき、生徒たちは実践の場で何度もトレーニングしました。堅固な理論に裏打ちされ、現実に根ざした具体的事例が散りばめられた講義は説得力が違います。教室全体に、生徒たちの気持の高揚が広がりました。回数を重ねるごとにディスカッションとスピーチの技術は目に見えて向上しました。

先生に大いにエンパワーされた生徒たち。意見を発表する場面では、自分の意見をスピーチしたくてうずうずしています。「我こそは!」と競うように手を挙げます。「場数を踏む」「すぐに実践する」という先生の教えをその場で実行したのです。先生との対話を通じて、生徒たちは思考を促進するための多彩な理論とツールについて学びました。経済・経営・哲学・社会学・数学・歴史…学問分野は多岐におよびます。先生は、まるで魔術師のように次々と頭の引き出しを開けては鮮やかに新しい道具を取り出して見せます。目の前に差し出された、初めてみる道具に生徒たちは目を輝かせていました。

最後に今日の講義で得た学びを全員でふりかえりました。生徒たちから口々に出た言葉は「これまで意識してこなかった〇〇を今後は意識していきたい」というもので、新しい世界を見た驚きと感動が示されました。宇野先生の講義を受けた生徒たちは、自らの視座が高くなったことを実感したことでしょう。

講義後も生徒たちの興奮冷めやらず。先生を取り囲んでの質問タイム。下校時間ぎりぎりまで質問は尽きることはなく、「めちゃめちゃ居心地が良かった!」「面白かった!」と大きな声で話しながらようやく帰宅の途につきました。

さて、講義の最後に先生から出された問いは「なぜ学ぶのか」。
生徒たちとの意見交換が終わった後、宇野先生は「誰か、人のために仕事をすること。それが一番の幸せ」というメッセージを生徒たちに伝えてくださいました。
自らの進路を模索中の生徒たちにとって、心揺さぶる豊かな出会いとなりました。