International Student Forum(3/20 UP)
2023.03.20
[プロジェクト]
早稲田渋谷シンガポール校が主催するオンライン高校生会議「International Student Forum」。
フェリスから5名の生徒が参加し、シンガポールの現地校や日本国内の高校に通う生徒と、英語で社会問題についてディスカッションしました。
参加者は事前に、SDGsに関係するトピックの中から関心のあるものを選び、準備と勉強を重ねます。
英語で意見や質問を用意し、英語のネイティブスピーカーの先生方と1時間にわたるディスカッションを2回行って、しっかりと特訓しました。
そして当日。まずは、グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)の木村大輔氏による英語の基調講演です。
双方向のやりとりの中、最も重要なキーワードとして、”Transform the World”(世界を変革する)、”Leaving NO ONE behind”(誰も取り残さない世界を)を確認しました。
「SDGsに関心のない人はいるが、SDGsに関係のない人はいない」という言葉が印象に残る、刺激的な講演でした。
続いて、小グループに分かれて、アイスブレーキングを行いました。楽しいクイズを通じて、次第に緊張がほぐれていきます。
そして、本題のディスカッションに移ります。早稲田渋谷シンガポール校の生徒がファシリテーターとなり、活発な議論が行われました。
フェリス生が参加したグループのトピックは、”Educational Inequality in Japan”(日本の教育格差)、“Ecosystem Destruction due to Marine Pollution”(海洋汚染による生態系破壊)、”Racial Discrimination”(人種差別)、“Unequal access to safe water”(安全な水への不平等なアクセス)です。
最後に、参加校の中から2校がプレゼンテーションを行いました。
シンガポールに住む生徒が話す英語はとても速いものでしたが、フェリス生は一生懸命に聞き、ディスカッションに参加していました。
また、同年代の生徒たちが共通のニュースに関心を持っていたことに親近感を感じたとともに、トピックに対する考えの深さに刺激を受けた様子です。
「事前に色々な視点からトピックについて掘り下げ、自分の意見に自信を持って臨めると良いのではないかと思った」という声が聞かれました。
海外に住む生徒と真剣に討論をするまたとない機会となり、あっという間の3時間でした。
事前準備の英語ディスカッション(校内)
事前準備の英語ディスカッション(校内)