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英語で語る「日本と外国の文化比較」(2/24 UP)

2023.02.24

[授業]

ここは小礼拝堂。高校1年生が、英語の授業でプレゼンテーションを行っています。

発表のもとになっているのは、夏休みに英語で執筆した「日本と外国の文化比較」に関するエッセイです。
先生からのフィードバックを踏まえ、冬休みにエッセイをもとにしたプレゼン原稿を作成しました。
書き言葉から話し言葉に変えるプロセスを意識しながら、情報の取捨選択や追加を行います。

発表の持ち時間は1人あたり5分(プレゼン3分+質疑応答2分)。
くじ引きで決めた6人程度のグループ内で、スライドまたは紙媒体で発表をします。
生徒たちの選んだ国は、アメリカやイギリス、フィリピン、韓国、フィンランドなどさまざまでした。

グループ内では活発なやりとりが生まれ、和気あいあいと盛り上がっています。
発表者は、積極的にアイコンタクトを取りながら、堂々とグループのメンバーに語りかけていました。
聞き手のあたたかく受容的な姿勢のおかげで、自信を持って楽しみながら発表ができたようです。
スライドや紙の発表資料も充実しており、ユニークな発想や魅力的なイラストを通じて、生徒の持つ様々な才能を垣間見ることができました。

この発表に至るまで、生徒たちは段階を踏んで少しずつステップアップをしています。
中学3年生のときには、物事を順序立てて英語のパラグラフを書く練習をしました。
今年は、日本と外国の共通点と相違点を明確に描き、複数パラグラフから成る対比・並立構造を持つ文章を書くことに挑戦しています。
また、プレゼンに向け、制限時間や聞き手とのコミュニケーションを意識しながら練習を重ねる中で、英語で流暢な発表ができるようになりました。

生徒たちからは、
「同じ国を選んでも目の付け所が違って新鮮だった」
「調べた国に愛着を持つことができた」
「エッセイを先に書いていたので、プレゼンがしやすかった」
といった感想が聞かれました。

また、何よりも「楽しかった」という声が多く、「もう一度プレゼンがしたい」という気持ちが早くも高まっているようです。



 

小礼拝堂にて

スケッチブックで発表

スライドで発表

手描きの地図で日本と外国を比較

和やかな質疑応答