ポピュラーミュージック部（PMC）にとって、11月のフェリス祭は、日々の練習の成果を披露する大切な発表の場です。

PMCでは、学年内で3～５人程度のバンドを組み、ボーカル、ギター、ベース、キーボードといったパートを担当しています。
パートは固定ではなく、曲によって変えています。
選曲は自由で、各バンドが好きな曲を演奏します。

フェリス祭では、各バンドが2日間にわたって発表を行いました。
下級生にも演奏時間がしっかり確保されていることが、PMCの長所だと思います。
今年はキャパシティの大きい会場で発表を行ったこともあり、想像よりも多くのお客様が来てくださって、演奏している側も嬉しく思いました。
緊張もしましたが、メンバーとともに音楽を作り上げる快感は大きく、発表後の達成感は他の何にも代え難いものとなりました。
回答していただいた60枚以上のアンケートも好意的なものが多く、大変励みになりました。

夏休みに４日間かけて制作した大きな壁装飾には、各バンドの名前を入れました。
解体する際、バンド名ごとに台紙を切り取り、手に持って記念写真を撮影したのは良い思い出です。

今年は例年よりも1バンドあたりの演奏時間が長く、実りの多い文化祭となりました。
PMCに入部し、先輩の演奏を聴いたり自分が演奏をしたりする中で、どんどん邦楽ロックが好きになっていったという部員が多くいます。
PMCは私たちにたくさんの良い刺激を与えてくれる部活だと感じています。