Thanksgiving Day（感謝祭）は、アメリカやカナダなどで祝われる祝日の一つです。
アメリカでは、毎年11月の第4木曜日に祝われます。
感謝祭の歴史やその精神について、宣教師であるアメリカ人の先生から、英語と日本語を交えて中学1年生がお話を伺いました。
 

感謝祭は、七面鳥にアップルパイやパンプキンパイといった伝統的な夕食を家族や友達と囲むだけの日ではありません。
神様に感謝し、与えられた恵みを他者と分かち合う大切な日です。
 

1620年、信仰の自由を求めてメイフラワー号と呼ばれる船に乗り、イギリスからアメリカにやってきた人々がいました。
ピルグリム・ファーザーズと呼ばれるこの人々は、翌1621年秋、新天地での初めての収穫の後に、厳しい冬を越すのを助けてくれたネイティブ・アメリカンを招いて祝宴を開きました。
これが、感謝祭の起源であると言われています。
その後、1863年にはリンカーン大統領による感謝祭宣言が出され、感謝祭は連邦祝日の一つとして定められました。
 

フェリスでも、感謝祭の伝統が守られており、11月の奉仕週間には感謝祭礼拝が行われます。（関連記事はこちら）
先生からは、「私たちが神様に創造されて生かされており、収穫を与えられていることは奇跡です。このことは、私たちには他者と分かち合うべきものがたくさんあるのだ、ということを教えてくれています」というお話がありました。