7月に、横浜市国際局とフェリス女学院大学の共催で、オンラインの国際キャリア講演会「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関する国連の取り組み」が行われました。

対象は、横浜市内の大学に在籍する大学生ですが、高校生も参加することができました。
フェリスからは、高校1年生4名、高校2年生2名、高校3年生1名が参加しました。

講師にUN Women（国連女性機関）日本事務所所長の石川雅恵さん、コメンテーターとモデレーターにはそれぞれフェリス女学院大学の杉之原真子教授と近藤存志教授をお迎えしました。
講演会では、日本や世界におけるジェンダー平等とその課題や、UN Womenの取り組みなどについて、クイズも交えながらお話をしていただきました。
また、石川さんのご経験を踏まえ、国連職員としてのキャリア形成などについてお話を伺い、将来を考える学生たちに向けたメッセージをいただきました。
質疑応答の時間には、フェリス生からも活発な質問が提起されました。

参加した生徒からは、
「具体的なデータをもとにした説明がわかりやすかった。国連の働き方など、将来につながりそうなことを教えていただけて良かった」
「ジェンダー平等の実現が、多くの問題と密接に関わっていることを知った」
「物事を一つの側面から考えるのではなく、多角的な視点を持つことが大事だと思った」
といった感想が聞かれました。

国際的な視点から多くの学びを得て、キャリアについて考えることのできる貴重な機会となりました。