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修養会(中学2年生)(9/9 UP)

2022.09.09

[行事]

日常の喧騒を離れ、信仰や人生について仲間とともに真剣に語り合う時間。
中学2年生が、7月に静岡県にある宿泊施設で2泊3日の修養会を行いました。
主題は「友だち」。
講師には、国際基督教大学教会の北中晶子先生をお迎えしました。

―1日目―
石川町からバスに乗り込み、静岡に向かいます。
宿泊施設に到着すると、校長先生による開会礼拝が行われました。
講堂でお弁当を食べた後は、北中先生の最初の講演です。
「全ての人は値高く無限に尊い」というメッセージから始まったこの講演を受け、1回目のディスカッションに移ります。
クラスごとに5~6人のグループに分かれ、互いの意見に真剣に耳を傾けながら自分の考えを伝え合いました。
その後は各自の部屋に移動し、部屋ごとに交代で入浴を済ませて、自由な時間を過ごします。
食堂での夕食は、密を避けるためクラスごとに時間差で始め、黙食でいただきました。
食後は、北中先生による主題の展開を受け、2回目のディスカッションに臨みます。
1回目のディスカッションのグループを2つずつ合体させ、クラス混合で12人程度のグループを作り、新たな視点から議論を深めました。
その後は礼拝を捧げ、翌日に備えて眠りにつきました。

―2日目―
起床後、礼拝を捧げてから朝食をいただきます。
全員でストレッチ・体操をした後は、北中先生の講演を聞きます。
3回目のディスカッションでは、クラス混合の20人以上のグループに分かれ、様々な視点から議論を行いました。
昼食後は、レクリエーションの時間です。
体操着に着替え、クラス対抗ドッジボール大会とフリースロー大会を行いました。
和気あいあいとした雰囲気の中、爽やかな汗をかいたら、お待ちかねのおやつタイムです。
3種類のアイスから各自が好きな味を選びました。
その後は、修養会委員が作成した聖書にまつわるクイズを学年全体で楽しむことができました。
入浴を済ませて、夕食をいただいたら、賛美礼拝が始まります。
まずは、賛美チーム(ピアノ、ギター、ウクレレ)の奏楽に合わせ、賛美リーダーが中心となって、全員で心を合わせて神様を賛美し、踊りました。
その後、キャンドルの光に包まれながら、友だちや先生の感話、そして北中先生のお話に耳を傾けました。
心動かされるメッセージを胸に、各自就寝準備をし、布団に入りました。

―3日目―
静岡での最後の朝を迎えます。
礼拝と朝食の後は、荷物整理と掃除を行い、全体会に臨みます。
学年全体で、「友だちとは」、「人をもっと知るべきなのか」、「多様性」などのテーマについて、活発な意見交換を行いました。
臆せず挙手して自分の考えを言い、友だちの意見を真剣に聞く生徒の姿からは、これまでのディスカッションの中で、積極的かつ受容的な話し合いの姿勢が培われていることが感じられました。
そして、3日間の修養会を通して感じたことを各自が振り返り、感想文にまとめました。
最後に、北中先生から今回の「お持ち帰りメッセージ」をいただきました。
それは、「神は一人ひとりを無限に愛している。」というものです。
修養会が終わっても、このメッセージが一人ひとりを支え、励ましてくれることでしょう。
閉会礼拝、そして昼食を終え、石川町へと向かうバスに乗り込む生徒たちの顔は、充実感と満足感に満ちていました。


修養会を通じ、友だちと普段の生活ではしたことのない真剣な話をしたり、これまで話す機会のなかった人と交流を持ったりと、生徒たちの交友関係がより深く広いものになりました。
日々を豊かに彩ってくれる友だちと、これからも支え合い、尊重し合いながら、実り多き学校生活を送ってほしいと願っています。

 

開会礼拝

ディスカッションⅠ

夕食

ディスカッションⅡ

講演

ディスカッションⅢ

レクリエーション

賛美礼拝

全体会