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歴史を読み解く、歴史を語る

2022.05.30

[授業]

たとえ教科書には載っていなくても、全てのものには歴史があります。
中学2年生の世界史の授業で、生徒たちが自分で選んだ様々な物や人物の歴史について発表しました(授業実施は2021年度)。
家紋、猫、バラ、盆踊り、パイプオルガン、城、テディベア、花火、カメラ、サンタクロースなど、選ばれたテーマは多種多様。
特に、チョコレートや紅茶などの食べ物や飲み物は人気があるようです。

夏休みを利用して各自が研究を行い、結果を紙芝居形式またはパワーポイントを使ったプレゼンテーション形式にまとめました。
一人5分以内で、グループ内での発表を行います。
生徒一人ひとりが歴史の案内役。
それぞれの興味関心に基づく独創的な発表が教室を沸かせます。
熱弁をふるうあまり、時間が足りない様子でした。


生徒たちは、「いつ」「どこで」「なにが」あったかを明確にするだけでなく、「なぜ起きたのか」を意識してまとめを行いました。
また、「なぜこれを調べたのか」を自分の言葉で説明し、研究によって得られた考察(これによって何がわかったか、どのような意味があったか)を発表に加えました。

自らが興味を持ったことを出発点に、自分なりの視点で歴史を読み解くことの面白さに触れ、仲間と学びを共有しあうことのできる刺激的な時間でした。