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【歴史探訪】はじめてのクリスマス

2021.11.12

[歴史]

クリスマスが過ぎた1872年1月、創立者メアリー・E.キダ―は、アメリカの知人宛の書簡の中で、クリスマス・ツリーを立て、プレゼント交換をしたと語っています。キダ―は、日本の生徒たちに俗悪でない楽しい行事を知ってもらいたいという願いをもっていました。

1874年のクリスマスには生徒全員を山手の自宅に招きました。お菓子を焼き、キャンディーを用意し、夫ローゼイ・ミラーがサンタクロースに扮して皆で楽しくゲームをして遊んだという記録が残されています。はじめてふれる西洋の行事に、生徒たちは驚いたり、喜んだりしたことでしょう。

クリスマスの準備をする生徒たち(1934年卒業生から寄贈された写真)