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UNESCO職員と語るESD(持続可能な開発のための教育)

2021.11.12

[授業]

「ESDとは、自分の頭で考えて自分で行動できる人を育てることだと思っています」(鈴木さん)

高校1年生の英語の授業では、SDGs持続可能な開発目標について学んでいます。9月のテーマは"Quality Education"(「質の高い教育をみんなに」)でした。
SDGsが目指すより良い社会を実現していくためには、社会に対する広い視野を持ち、同時に身近なことから実際に行動していくことのできる人を育てることが大切です。
このような人を育てる教育であるESD(Education for Sustainable Development: 持続可能な開発のための教育)*に関する業務を、UNESCOのパリ本部で担当している鈴木耕平さんと、本校の高校1年生の生徒がオンラインで交流しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための自宅学習期間中でしたが、30名以上の生徒が各自の家からプログラムに参加しました。
パリのオフィスから参加された鈴木さんからは、SDGsの17全ての目標の実現に寄与するとされるESDの重要性のほか、外国で働くことの大変さとやりがいや、最近のパリの様子など、様々な視点からお話をいただきました。
鈴木さんの親しみやすい人柄に触れ、積極的で好奇心旺盛な高校1年生の生徒からはたくさんの質問が出て、充実した時間となりました。
多様な背景を持つ人々とともに世界で働く鈴木さんの姿に刺激を受け、教育の役割や本質について深く考えさせられました。

フェリスで積み重ねる日々の学びが、広い世界につながる豊かな道を拓いていくことを実感させられたひと時でした。

*ESDに関する詳細は文部科学省HPをご覧ください。
 https://www.mext.go.jp/unesco/004/1339970.htm