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Joining Waseshibu Student Forum

2021.06.03

[行事]

Waseshibu Student Forum
早稲田渋谷シンガポール校の生徒が主催する高校生会議です。地球規模の社会問題について、日本国内の高校生とシンガポールの現地校生で議論する場を設けたいという想いからスタートしました。2021年2月に実施された会議のテーマは「身近なジェンダー問題ー主に学校において」。プレゼンテーションや議論を通して、問題を共有し、課題解決のためには何をすれば良いのかのアイディアが出されました。日本から9校、シンガポールから9校がオンラインで参加しました。

フェリス女学院大学の先生から「ジェンダー」を学ぶ
フェリスからは高1の生徒8名が参加しました。
会議に参加するための事前準備として、ジェンダーの専門家から話をお聞きしたいと考え、フェリス女学院大学国際交流学部の山本千晶先生に講義をお願いしました。山本先生は、フェミニスト法理論が専門です。「ジェンダーって何?」というテーマで2時間程度オンラインで講義をしていただきました。生徒自身も関連書籍や英語の記事を通してジェンダーについて調べました。また、ディスカッションの練習をし、議論を深めました。

英語でのディスカッション
英語で行われたディスカッション。生徒たちは内容が聞き取れない悔しさや、思うように意見が言えないもどかしさと同時に、自分の話したことが相手に通じた瞬間の喜びや自分の発言に共感や賛同してくれる人がいた時の嬉しさも感じたようです。生徒からは「英語は違う文化圏の人と対等に渡り合うためのツールなんだと身をもって体感した」との感想が聞かれました。

フォーラムで得たことをつなぐ
生徒たちは他国や他の地域の現状を知ることで、新たな視点や価値観を得ました。自分たちには気づかないうちに性別に関する固定観念が存在すること、今後性別による格差をなくすためにはそれに気づくことが大切であるということを学びました。

フォーラム終了後、生徒たちは「自分たちが学んだことや気づいたことを他のフェリス生にも共有したい」と考え、生徒が集うラウンジでジェンダーやフォーラムに関する展示を行い、HRでは学年全体に向けてオンラインでプレゼンテーションを行いました。

ラウンジで展示をしました!