教育理念と教育方針

「めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」
（「フィリピの信徒への手紙」２章４節）

1870年、米国人の女性宣教師メアリ・E・キダ―は、
教育の機会に恵まれない女子のために自分を役立てたいと願い、
開港間もない横浜において、日本で最初の女子教育をはじめました。
日本近代女子教育の礎を築いたキダーは、後に“a Brave Pioneer”と呼ばれます。

勇気と献身に生きた創立者の姿勢と揺るぎない伝統を受け継ぎながら、
新しい時代を見据え、
以下のような力の育成を目標として全ての教育活動を行います。

１.平和を希求し、一歩一歩その実現への道筋を拓く
２.自由にされた人として、与えられた賜物を磨き、他者のために用いる
３.喜びをもって、生涯にわたり自ら考え、学び続ける
４.科学的な思考とグローバルな視点を身につけ、他者と協働して未来を創造する